グリーンイノベーションのための分子ナノテクノロジー拠点形成

ご挨拶

戸嶋一敦

次世代において、現状の物質生産とその享受による恩恵を維持した持続可能な社会の実現のためには、地球環境にやさしい、すなわち、これまで以上に環境低負荷な手法及び工程での物質生産技術の開発と、環境浄化や低エネルギーを指向した新規機能材料の創製を柱とするグリーンイノベーションが必要不可欠です。このためには、国の政策を含め様々な取り組みが考えられますが、中でも、物質を構成する分子を自由に操る分子ナノテクノロジーにおける革新的技術開発によるグリーンイノベーションが重要です。

本研究プロジェクトでは、物質生産技術開発と機能材料創製におけるグリーンイノベーションを指向し、環境低負荷型の触媒開発、反応開発、プロセス開発及び機能材料創製を統合して行う研究先導拠点を形成することを目的とします。また、本研究拠点の役割として、国内にとどまらず、中国、韓国及び台湾などの主要大学との連携により、アジアハブとしての機能を担うことを目的としています。

プロジェクト代表 慶應義塾大学
大学院理工学研究科 戸嶋一敦

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